CLAP YOUR HANDS

いい気になってる時が イチバンいい顔してるんだから

自分語りはご法度と分かっていますが、最近の自分の話をします

2016年5月26日、ふぉ~ゆ~の主演舞台が発表された。9月~10月にかけて行われる「縁 ~むかしなじみ~」という舞台だ。配役も同時に発表されて、お酒が好きな福田さんが居酒屋で働く役どころなので、とても楽しみに思っている。

そう思っているのは確かなのだが、4月1日から、というか3月31日の夕方くらいからわたしはずっと無気力だ。なんだかずっとぼやっとしていて、ひたすらに魂が抜けているような気がしている。目も半開きな気がする。家と会社の往復を続けているだけの平日と、友人と出かけたり、部屋の掃除をする休日を繰り返している。それはもちろん生活として悪いものではないと思うし、その間に「滝沢歌舞伎」やら「寝盗られ宗介」、「ボクの穴、彼の穴」を観に行ったりもしているから「オタ卒」はできていないのだけど。

しかし、担当の明確な次の現場を与えられないと、わたしという人間は抜け殻のようにこうなってしまうのか、と気付いたのはつい最近のことだ。

3月はずっと「次の現場のお知らせがあるものだ」と期待していた。2月に辰巳くんと越岡さんがEndless SHOCKに出演している最中に次の現場、しかも個人仕事が発表されたから、きっと福田さんと松崎さんにもあるはずだ、と信じて止まなかった。その気持ちも3月31日に近付けば近付くほど萎れていったのだが。

信じたのはわたしの勝手だから、裏切られたと思うことは失礼な話だ。そもそも裏切ってなんかない。だってそんな約束はどこにも無かった。でも期待をするなとも言われていない。自担に期待をして何を悪いのだ。この数行だけでも矛盾だらけ。良い子の顔をしていたいわたしと、本音のわたしが脳内で喧嘩していたのだった。

ふぉ~ゆ~にはテレビとラジオで毎週のレギュラー仕事も、月刊テレビ雑誌での連載も、ジャニーズウェブでの毎週の連載もある。デビューしていないジャニーズJr.だというのに恵まれた環境にいる。それは分かっている。分かっているのだけど、一度美味しい思いをすると人はまたをそれを味わいたいと思ってしまうのだ。そういう意味では2015年はとても美味しい一年だった。現場期間中に絶え間なくお知らせされる次の現場。テレビ番組でもたくさんの経験をさせてもらい、ファンとしても知らない表情が伺えてとても充実していたのだ。2015年はジャニオタ的にとても楽しかったのだ。

しかし2016年は(福田さんと松崎さんに限って言えば)、4月1日から5月26日までぽっかりと空いてしまった。こうして文字にして気付いたのだが、この間は約2ヶ月。たったそれだけの期間だというのに、寂しく思ってしまったわたしはやはり失礼なのだろうか。大人しく良い子で待つことが出来ない、ダメなファンなのだろうか。

寂しさを加速させたのが、辰巳くんと越岡さんの個人仕事にあった。これはもちろん二人はもちろん二人のファンの皆さんも含め悪いところなんて全くないし、絶対的にわたしの自分勝手な思いなので聞き流してほしい所なのだが……簡単に言うと嫉妬だ。Twitterを見ていれば流れてくる雑誌の掲載情報、チケットの交換・譲渡希望、他のキャストの皆さんが更新したTwitterInstagramのリツイート等、否が応でも仕事の有無を見せつけられて、見れば見るほど落ち込んだ。そして「彼にあって、彼になかったものは何だったのか」と、わたしが考えてもどうしようもないことを考えて、自分の無力さと馬鹿馬鹿しさにさらに落ち込んだ。ついでに言うとやがて訪れたクリエ期間にも落ち込んだ。同じようにJr.を応援しているのに、みんなには楽しい現場があって羨ましい、と毎日のように歯噛みした。自担を観にクリエに行った周囲の人たちに八つ当たりもした。楽しい思いに水を差してしまい申し訳なかったな、と今は思う。

もちろん個人仕事のお知らせは毎日待っていた。朝目覚めれば、眠っている間に解禁があったかもしれないとTwittergoogleでフルネームの検索をして、夕方頃に配信されることが多い事務所からのメールにいちいちソワソワしていた。そんな毎日を繰り返していると、やがて福田さん自身や、嬉しいお知らせをされる場面を夢に見たりするようになった。何度かあまりにもリアルすぎる夢だったものだから、目が覚めて何が何だか分からなくなったこともある。

そんな毎日に疲れたのが5月の中旬頃のことだ。わたしは思い切ってTwitterから離れることにした。流れてくる情報を自分からシャットアウトすることで、自己防衛としたのだ。でもアカウントを消す勇気もなく、アプリを消すことも出来ず、結果としてiPhoneの常駐アプリから外すに留め、右にスクロールし続けた一番奥のページにぽつんと一つだけ、Twitterのアプリを置いておいたのだ。約1週間、まったくTwitterを見なかった。めぼしい情報はSnow manの阿部くんが好きな姉が教えてくれたから、茶の間に毛が生えたような生活を送っていた。

だから26日の新聞発表も、きっと他の人からかなり遅れて知ることとなった。会社の昼休みにスポーツ新聞を買いに行って、それで実感した。主演舞台。9月。地方公演、名古屋。はっぴ。胸毛。ダンス。居酒屋。その一つ一つを噛みしめて喜んだ。嬉しかった。待ち望んだ現場だから。……それなのに、なんだかちょっと悔しかった。

やはりわたしは、福田さんの個人仕事のお知らせを待っていたのだ。福田さんがふぉ~ゆ~のくくりではないステージに、ふぉ~ゆ~の代表として立っている姿が観たかったのだ。個の力をつけて、それを経てから4人のステージに還元してほしかったのだ。もちろんそれは松崎さんも。今のままでは辰越、福松で差がついてしまうような気がして怖い。本人たちにそんなつもりは無かったとしても、「やっぱり外部舞台があったからね」とどこかで言われてしまう未来があるような気がして怖いのだ。どこぞのデビュー組でも取り沙汰された「格差」が生まれてしまったらどうしよう。わたしの根がネガティブなものだから、そんな不安ばかり付きまとう。

正直な話をすると、福田さんと松崎さんはゴゴスマでも結果は残していない。わたしの目には、福松ペアは最初から惨敗続きに見えている。ここ数週間は世間を賑わすニュースのせいもあり、2時間番組のうち最初の1時間は某会見に取られてしまっているとは言え、しかし彼らはただ座っているだけで気の利いたコメントも言わないし、おそらく番組的にも彼らにそう言ったものは求めていない。もしかしたら、難しい顔をして座っていればオッケーなのかもしれない。残念ながら番組の構成そのものに首を傾げたくなる時もあるけれど、強制的に福松がペアになるこの期間が正念場だと思っていたのに、とても悔しい。せめて場数を踏ませてくれたら、上手くなるものもあるというのに。

福田さんは今さなぎのような状態で、羽ばたける時を待っているのだと思う。でも、ただ待っているだけでは蝶にはなれない。もちろん何もしていないわけはないと思うし、そう思いたいのが事実だけれど、チャンスをつかんでモノにしてほしいのだ。9月の舞台も進化のきっかけは落ちているだろうから、羽ばたく準備はしていてほしいものだ。大好きだから信じていたい。羽ばたくところが見てみたい。エゴという名の声援が、多少でも追い風になればいいのにな、と思っている。

ちなみにTwitterは辰巳くんと越岡さんの出演舞台がそれぞれ完全に幕を降ろすまで、たまに見る程度に留めるつもりだ。越岡さんの舞台はご縁がなくて観に行けないのだけど、辰巳くんの舞台は観に行く予定なのでそれならいっそ思う存分嫉妬して、9月までのバネにしたいと思う。

 

 

今日、福田担のお友達とさんざん話して喋って語って、嫉妬してもいいのだと言ってもらえたので勇気を出して文字にしました。こうすると結構すっきりできたので、目をもう少し開くことにして、ちょっとでも前向きに9月を迎えられますように。