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いい気になってる時が イチバンいい顔してるんだから

福田悠太さん、初単独主演舞台開幕おめでとうございます

久しぶりにブログを書く。今日みたいな日は書かなくてはいけない日だ。

昨日、福田悠太さんの初めての単独主演舞台の幕が開いた。すごくおめでたくて、すごく嬉しい。発表されてからずっと、今日までふわふわしていて実感が無い。機会や時間が無くてフライヤーを手にしなかったからかもしれない。いや時間なんてものはいつだって作ることが出来たのに、わたしは敢えて手に取らなかった。積極的に福田さんにまつわる情報を得ようとしなくなったのだ。それは好きじゃなくなったからではなくて、程良い距離を置こうと思ったから。

<このブログは以下、言い訳のような自分語りがだらだらと続きます。まだ観劇していないので舞台の感想はこれっぽっちも出てきません。>

積極的にならなくなった理由は、フライデーの報道だ。いつまで引きずっているんだろうと自分でも嫌気がさすけれど、いまだにあのことが頭から離れない。それなのに記事は一度も読めていない。そろそろいいかなと雑誌に手を伸ばしてみても、書店の袋から取り出すことすらできないから重症だと自分でも思う。果たしてあの時、わたしはリア恋だったんだろうか? 何度自分を問いただしても「違う!」と言っている。でもショックだった。時期を同じくして行われた舞台も観に行ったけど、どうしてもその事実が過ってしまう。舞台上にいる福田さんはとても素敵なのに、かっこいいのに、大好きなのに。すごく勝手に、裏切られたように思っていた。

ファンの意見も二分化しているようだった。全然どうってことない、むしろそういう人がいて安心した、まあ当然だよね。という感想の人と、わたしと同じようにショックを受けている人。でも前者の方が多いように感じたし、わたしも発表当時は前者の側を装っていた。できればそういう気持ちで彼のことを応援したいと思っていた。そういう人がいるのは当然。しかし日を追うごとに気持ちがつらくなって、事実を頭で理解しようとしても、心が追い付いてこなかった。今思えばこの頃からリア恋だったのかもしれない。けど自分では全然わからなかった。

わたしがそこで選んだのは、風化だった。

忘れることは出来ない、けど今のどうしようもない嵐のような気持ちだって時間がたてば落ち着くはず。それまではちょっと距離を置いて、今以上に影から福田さんのことを応援しよう。わたしの担当は福田悠太だ。それは変わらない。自分の気持ちが凪ぐまで、時間が欲しい。だから情報を得るためのTwitterアカウントから一歩引くようになった。もともとたくさん呟いていたわけではないけれど、週に1~2回見に行くかどうかというペースになった。だから色々と知るのが遅くなったけど、でもそれはそれで悪くなかったし、何なら今もその状態が続いている。だから(というのは完全に言い訳なんだけど)フライヤーの設置場所を知らなかった。知ろうともしなかった。

自分の中で転機が訪れたのはわりと最近で、2018年のEndlessSHOCKを観に行ったときだ。キャストが変われば演出も変わる、でも福田さんの立ち位置やセリフはあんまり変わらない。ああ、いつものやつかぁと思った。けど、ほんとうによく分からないんだけど、いつも以上に福田さんがかっこよく見えた。いつもかっこいいけど、福田悠太から福田悠太に担降りする感覚だった。SOLITARYなんかはどうしたらいいか分からない(座って双眼鏡構えてるだけだけど)くらいだった。

そこでわたしは自分が福田さんに恋をしていることに気付けた。もうリア恋でいいやと開き直ったとも言うが、こんなに拗らせている感情に名前を付けるなら「恋」しかなかったのだ。ただし福田さんと直接どうこうなりたいとか、そういう気持ちは一切ない。わたしは「アイドルの福田悠太」が好きだ。一生実らない片思い。それが一番落ち着ける場所なんだと自分の中で腑に落ちた。今ようやく心が凪いでいると感じている。

アイドルは恋愛を隠すべきだとわたしは思う。男女年齢関わらずそうするべきだ。この人は大丈夫とか、オープンでもいいとか、そういうことは無い。分かりやすいアイドル売りをしていないふぉ~ゆ~の福田悠太にすらこういう感情を抱く人間がいるんだから、数多くの自称アイドルたちには存分に気を付けてほしい。あなたの流出、報道、匂わせで悲しむ人や戸惑う人たちはいる。そして離れてしまう人も。

話がそれた。そんなわけでリア恋を自認できたので、今はとても晴れやかな気持ちで日々を過ごしている。だがまだたくさんの人の意見を見ることは出来ない。わたしは基本的に福田さんのことは100%肯定したい。だからちょっとでも攻撃的な意見や、福田さんを下げるような意見を見てしまうとたちまちしょげてしまう。あんなにも素敵な人なのに、姿かたちもかっこいいのに、と図々しいにも程があるし勘違いも甚だしいがショックを受けてしまう。これについては馬鹿だなぁ気持ち悪いなぁと自分でも思っているので言わないでください。なので閉じこもることを選びました。

じゃあアカウント消せばいいのではと思われても仕方ないが、ツールとしてTwitterはとても便利だから消さない。個人的には今でも十分有効活用しているつもりだ。たとえば主演舞台の上演時間が何分あるのか、休憩の有無とか、水戸駅からのバスは170円でICカードが使えないことなんかはTwitterから得られた情報だ。昨日から今日にかけてはネタバレを踏まないように目を薄くしたり、画面の端に焦点を合わせながら知りたい情報を選ぶようにしている。

わたしは福田さんのことを嫌いになれなかった。アイドルとしての姿を信じていた。舞台も、ドラマも、バラエティーも、雑誌も見れるものは全部見た。たまにキャスティングにびっくりした。スピリッツには特にびっくりしたけど、それ以上に単独主演舞台には多分今年一番のびっくりだったんじゃないかと思う(もちろんそれ以上にびっくりする嬉しいお知らせも欲しいけど)。数年前ブログに書いて、喉から手が出るほど欲しいと思っていた単独仕事がこんなにも与えられている。夢のようだ。応援していて、信じていて良かったとも思っている。他担にしてみれば派手な仕事ではないかもしれない。でもあなたはわたしにとって、まぎれもなく自慢の担当です。

明日、わたしは水戸へ行く。仕事の都合でどうしても初日、二日目は行けなかった。どういう感情を抱くのか全く分からない。分からないけどワクワクしている。わたしの知らない福田悠太をまた知れるのだ。どんな表情で、立ち居振る舞いで、客席側を魅了してくれるのだろう。もちろん他の出演者の方々も楽しみだけど、明日だけはどうか許してほしい。だって好きな人の晴れ舞台だから。