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いい気になってる時が イチバンいい顔してるんだから

1月25日のラブレター

ふぉ~ゆ~ 福田悠太 様

拝啓 日本の南の島でも雪が降るほど、寒さの厳しい日々が続いていますね。近頃いかがお過ごしでしょうか。お風邪の加減はいかほどなのか、心配してしまいます。きっとSHOCKの稽古に励まれる日が多いかと思いますので、休める時にはしっかりと体と心を休めてくださいね。

 突然ですが、これはラブレターです。とはいえ愛の告白をするつもりではありません。ですが後から読み返すと、とても恥ずかしいものになるだろうと思うのです。深夜のテンションで書いたものほど、そうなる傾向があるのはご存じでしょう。これもまさにそれです。もちろん宛名はあれどご本人に送るものではないので、わたしの独り相撲でしかないのですが。

 ラブといってもこの文章は恋愛としてのラブではなく、親愛というか、尊敬というか、恋愛とはまた違ったベクトルの「好き」が詰まっている。そういうことです。

 今日は1月25日です。福田さんが気にされているかは分かりませんが、今日は福田さんがジャニーズ事務所に入所した日とされています。数えてみるとなんとこれで18周年ということになります。じゅうはちねん。口に出すと秒もかからず言えてしまう単語ですが、単純に計算しても365×18=6,570日、つまり157,680時間、つまり9,460,800分という考えられないような時間になります(算数は苦手なので計算が間違っている可能性もありますが、とにかく途方もない数字です)。たくさんの一日が積み重なって今日がやってきました。18年。人生の半分以上、ジャニーズジュニアとして活動されているのですね。18年。福田さんにとってどんな長さだったと言えるものなのでしょうか。

 辞めたいと思ったタイミングがきっとあっただろうと、思うのです。ふぉ~ゆ~の他のメンバーが思ったように、福田さんにもあったはずです。「自分みたいな……」と思ったことがある、と以前滝チャンネルで拝見しました。その他にも色々な葛藤が生まれたタイミングはあるんじゃないか、と邪推してしまいます。18年という歳月は、それが出来てしまうような期間なのです。

 それでも福田さんはジャニーズ事務所に所属し続けることを選択してくれました。語弊があったら申し訳ないのですが、いまだにデビューせず、「ジャニーズジュニア」という肩書の元で活動してくれています。オリジナル曲があろうが、主演舞台を務めようが、事務所内ではジュニアなのです。それでも福田さんはジュニアとして、そして「ふぉ~ゆ~」としてテレビ、ラジオ、雑誌、舞台等で活躍してくれています。きっと今後も、どうすれば良いのか、どうしたら自分たちにベストな結果が出るだろうか、と考えてくれているはずです。そういった行動すべてに対して上手い言葉が見つからないのが心苦しいですが、ありがとうございます、と深く深く頭を垂れてしまいます。ずっといてくれなければ、わたしが福田さんを応援することもありませんでした。応援することが生活の軸の一本になってるなんて(もちろん福田さんはそんなこと知らなくていいのですが)、そして日々が様々に彩られているなんて、もはや感謝の言葉しか浮かびません。ありがとうございます。何度だって伝えたい言葉です。ありがとう。ジャニーズでいてくれて、本当にありがとう。

 謙虚で、照れ屋で、自由で、そして頼れるリーダー、福田悠太さん。わたしはあなたの長い活動年月のほんの数年しか知らないけれど、今日という、ある意味二つ目のお誕生日に言葉を贈れることがとても嬉しく思います。

 18周年、おめでとうございます。どうかこの一年も充実した、素晴らしい一年になることを心より祈っています。福田の福は幸福の福、どうかご自身にとって最大で最高の幸福がありますように。

 敬具